色々と迷走した末,Ruby on Railsを使ったウェブアプリの開発を行おうとしています。
これまた事情があって,ウェブサーバー上で開発することができないため,sshでウェブサーバーにリモートログインし,そこで開発を行うことになりました。
SFTP Net Driveを使ってプロジェクトのディレクトリをSFTP経由でWindowsのドライブとしてマウントし,Atomで編集することも試みてみたのですが,SFTPの部分がボトルネックとなり,軽快な開発を行うことができませんでした。
リモートログインで開発を行うには,高機能なテキストエディタが必要です。
今回は,テキストエディタにvimを使用します。
ソフトウェアのインストール
macOSを使う場合,標準でvimがインストールされているようなので,特にインストール作業は必要ありません。
Rubyも標準でインストールされていますが,バージョンが古いので,Homebrewを使ってインストールした方が良いでしょう(Homebrewのインストール方法は過去の記事を参照)。
brew install ruby
次はvimのパッケージ管理プラグインをインストールします。
以前はNeoBundleというプラグインが使われていたようですが,現在は開発を停止しているということで,後継のdeinをインストールすることにします。
$ curl https://raw.githubusercontent.com/Shougo/dein.vim/master/bin/installer.sh > installer.sh $ sh ./installer.sh ~/.vim/bundles
インストール先は,vimを使っている限り,~/.vim/plugin
以外であれば自由に設定できるようです。
スクリプト実行後,表示されるコードを.vimrc
に追加します。
そしてvim上で
:call dein#install()
と入力すれば,ダウンロードとインストールが始まります。