今回は,MacOS XコンピューターにVPNサーバーを立てていきます。
 WindowsコンピューターにVPNサーバーを立てる場合は,SoftEther VPNを利用するのが簡単でしょう。ドキュメントも整備されているので,すぐにセットアップできるはずです。

 まずは,iTunesでMac App Storeにアクセスし,OS X Serverをインストールします(有料)。OS X Serverを使わない方法もありますが,MacOS Xのハッカーでもない限り,避けておいた方が無難でしょう。

 次に,ポートフォワーディングの設定を行います。(なお,ローカルネットワークとインターネットを接続するルーターが置かれていることを前提としています)

  • TCP 1723
  • UDP 500
  • UDP 1701
  • UDP 4500

 以上のポートをMacOS Xコンピューターにフォワーディングしてください。これらは,VPN接続に使用されるポートです。
 具体的な設定方法は,ルーターの説明書を参照してください。ウェブブラウザで管理画面にアクセスし,設定を行うのが一般的です。

 ここまで終われば,設定はほとんど完了しています。
 次はMacOSコンピューターでOS X Serverを起動して(Finderで検索すれば出てきます),サービスから「VPN」を選択します。
 特別な設定は必要ありませんが,「共有シークレット」だけは設定しておきましょう。VPNに設定するパスワードのようなものです。

 VPNサービスを「入」にすれば,サーバーの準備は整います。適宜,使用するアカウントにVPNのアクセス権限を設定しておきましょう。
 これでL2TPクライアントから,MacOS Xコンピューターのアカウントでアクセスすることができるはずです。
 MacOS XコンピューターのIPアドレスを指定して(これはOS X Serverの設定画面に表示されます),Windowsコンピューターやスマートフォンでログインできるか試してみてください。