法的なトラブルが発生して,紛争が当事者同士では解決できない場合,最終的には裁判所の判断を仰ぐことになります。
 このとき,どこの裁判所に訴えを提起してもよい,というわけではありません。
 法律(民事訴訟法など)で,どこの裁判所に行かなければならないか,ということが決まっています。
 これを管轄といいます。

 見落としがちですが,意外と重要な事柄です。
 すぐ近くに裁判所があるから安心! と思っていても(そんなことを思う人がいるのか疑問ではありますが),裁判になると遠く離れた裁判所に行かなければならないということもありえない話ではありません。

 基本は,紛争の相手方の住所地に対応した裁判所です。
 紛争の類型によって,債権者の住所地であったり,紛争の発生した場所であったり,いろいろな修正がなされています。詳しくは,お近くの法律家にご相談ください。