とある事件において,不動産登記の申請を行いました。

 普通,登記申請は司法書士が行うのですけれども,少し事情があって,今回はすべて自分で登記申請を行いました。これから,その中で経験したことを紹介していきたいと思っています。

 不動産登記の申請は,登記申請書を作成し,当該不動産を管轄する法務局に提出して行います。登記の申請は基本的に当事者本人が行いますけれども,代理人を立てて行うことも可能です。というか,普通は代理人が行います。
 不動産の管轄は,法務局のホームページに掲載されています。不安な場合は,法務局に問い合わせれば確実です。

 登記申請書は,とくに決まった書式があるというわけではありません。Microsoft Wordや一太郎などを使って自由に作成して構いません。書籍によれば,黒色ボールペンによる手書きでもよいそうです。用紙はA4縦置き横書きとされています。細かいことは不動産登記規則などに書いてありますが,むしろ分かりにくいので,市販の書籍を参照して作成するのが一番だと思います。

 法律上求められているものではありませんが,不動産について,最新年度の固定資産評価証明書を添付するのが通常です。これが無いと,どうやって登録免許税を算出したのか,法務局に分かりません。
 固定資産の価格を1000円単位に切り捨てた金額が課税価格となります。なお,ほとんど無いとは思いますが,固定資産の価格が1000円未満の場合は1000円になります。この課税価格の0.4%を100円単位に切り捨てた金額が登録免許税となります。ただし,1000円を下回ることはできません。
 たとえば,固定資産の価格が100万1234円だった場合,課税価格は100万1000円となります。登録免許税は,4000円です。固定資産の価格が1万円だった場合,課税価格は1万円となり,登録免許税は1000円となります。